6月11日【錦糸町】ローズ2号店のユーザーレビューを掲載しました。

初めてのタイ旅行完全ガイド|旅行の準備から現地到着、帰国までの流れ

当サイトに掲載されている情報(特に料金等)は現在の物とは異なっている可能性が御座います。 最新情報については店舗様に事前にお問い合わせ頂くか、店舗の公式HPやSNSにてご確認下さいますようお願い致します。

また、当サイトに投稿されているレビューは全て個人の感想で正確性や再現性については一切の保証を致しかねます事を予めご了承の上御覧下さい。

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初めての海外旅行先として、タイへ行ってみたい。

そう思ったものの、パスポートの取り方すら分からず、何から手を付ければいいのか迷っている人も多いはずだ。

飛行機は日本のどこから出ているのか。航空券はいくらなのか。ホテルは自分で予約するのか。現金は何万円持っていけばいいのか。旅行会社のツアーを利用した方が安全なのか。

海外旅行では、国内旅行にはない手続きや費用がいくつも出てくる。

とはいえ、準備する順番さえ分かれば、それほど難しいものではない。

この記事では、パスポートを持っていない状態からタイ旅行を計画し、日本の空港を出発してバンコクへ到着し、観光や本場のタイマッサージを楽しんで帰国するまでの流れをまとめている。

航空券、ホテル、食費、通信費、保険、交通費、タイマッサージ代など、お金にまつわる部分も細かく見ていこう。

※パスポート手数料、入国制度、航空便、旅行代金などは変更されることがある。この記事は2026年7月時点の情報を基準としているため、実際の予約前には外務省、航空会社、タイ入国管理局、旅行会社の最新情報も確認してほしい。



タイについての基礎知識は下記記事をご覧ください。

目次

初めてのタイ旅行はこの順番で準備する

初めての海外旅行では、航空券を探す前に全体の順番を把握しておきたい。

タイ旅行の準備は、次の流れで進めると分かりやすい。

  1. パスポートを申請する
  2. 行き先、旅行日数、出発時期を決める
  3. 旅行全体の予算を決める
  4. 航空券とホテル、またはパッケージツアーを予約する
  5. 海外旅行保険とスマートフォンの通信方法を決める
  6. 観光、移動、タイマッサージなどの予定を立てる
  7. 出発前にTDACを登録する
  8. 日本の空港から出国する
  9. タイへ入国してホテルへ移動する
  10. 帰国便に乗り、日本で入国・税関手続きをする

初めてなら、出発の4~6か月前から準備を始めると余裕がある。

特にパスポートを持っていない人は、最初にパスポートを申請しておきたい。

航空券を予約するときには、パスポートに記載される氏名と同じローマ字を入力する必要がある。名前を間違えると、変更手数料や航空券の買い直しが発生することもある。


出発までの準備スケジュール

時期主な準備
4~6か月前パスポート申請、出発時期と予算を決める
3~5か月前航空券、ホテル、ツアーを比較する
1~3か月前保険、通信方法、観光予定を決める
2~3週間前持ち物、現金、カード、予約内容を確認する
出発3日前からTDACを登録する
出発前日荷物、パスポート、航空券を最終確認する
出発当日国際線出発時刻の3時間前を目安に空港へ行く



パスポートを持っていない人は取得から始める

パスポートは、海外で自分の国籍と身元を証明するための公的な身分証明書だ。

タイへ行くには、年齢に関係なく原則として本人名義のパスポートが必要になる。

2026年7月1日以降、18歳以上が新しく申請できる通常のパスポートは10年間有効のものに一本化された。18歳未満は5年間有効のパスポートを申請する

パスポートの申請費用

2026年7月1日以降の国内申請手数料は次のとおり。

年齢・種類オンライン申請窓口申請
18歳以上・10年用8,900円9,300円
18歳未満・5年用4,400円4,800円

オンライン申請の方が400円安い。

申請したパスポートを発行後6か月以内に受け取らず失効させた場合、次回の申請手数料が通常より高くなることがある。申請後は受取日を忘れないようにしたい。

オンライン申請に必要なもの

現在は、マイナポータルからパスポートの新規申請ができる。

主に必要となるのは次のもの。

  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの暗証番号
  • マイナポータルアプリ
  • マイナンバーカードを読み取れるスマートフォン
  • 顔写真のデータ
  • 自署画像
  • 連絡を受け取れるメールアドレス

オンライン申請では戸籍情報がシステム上で連携されるため、通常は紙の戸籍謄本を別に提出する必要がない。

窓口へ行く回数も、原則としてパスポートを受け取るときの1回で済む。

オンライン申請の大まかな流れ

  1. スマートフォンへマイナポータルアプリを入れる
  2. マイナンバーカードでログインする
  3. パスポート申請を選ぶ
  4. 受取窓口を選ぶ
  5. 顔写真と自署画像を登録する
  6. 氏名、住所などを入力する
  7. マイナンバーカードを読み取る
  8. 戸籍情報の連携に同意する
  9. 内容を確認して申請する
  10. マイナポータルへ届く審査結果を確認する
  11. 指定された窓口で受け取る

写真や入力内容に不備があると、修正が終わるまで審査が止まる。

申請しただけで安心せず、マイナポータルへ通知が届いていないか定期的に確認しておこう。

窓口申請に必要なもの

窓口で初めてパスポートを申請する場合は、一般的に次の書類が必要になる。

  • 一般旅券発給申請書
  • 申請日前6か月以内に発行された戸籍謄本
  • パスポート用の顔写真
  • マイナンバーカードや運転免許証などの本人確認書類
  • 必要に応じて住民票の写し

住民票は、住民基本台帳ネットワークを利用しない場合や、住民登録地とは異なる都道府県で申請する場合などに求められる。

パスポート用写真の注意点

窓口申請で使う写真は、縦45ミリメートル、横35ミリメートル

申請日前6か月以内に撮影した、正面、無帽、無背景の写真を使う。顔の大きさや余白にも細かな規定があるため、証明写真機では「パスポート用」を選びたい。

次のような写真は撮り直しになりやすい。

  • 顔に強い影がかかっている
  • 背景に模様や家具が写っている
  • 前髪で目や顔の輪郭が隠れている
  • 画像が暗い、または不鮮明
  • 美肌加工や輪郭補正をしている
  • カラーコンタクトで目の印象が大きく変わっている
  • 自撮りで顔が歪んでいる

スマートフォン撮影でも申請できるが、初めてで不安なら写真店やパスポート対応の証明写真機を使った方が確実だ。

パスポートはいつまでに申請するか

通常は申請から交付まで約2週間が目安だが、2026年7月1日の手数料改定後は申請の集中が予想され、外務省は交付まで約1か月を見込むよう案内している。

出発直前では間に合わない可能性があるため、遅くとも出発2か月前、できれば3か月以上前に申請しておきたい。

航空券の名前はパスポートと完全にそろえる

航空券を予約するときは、パスポートに記載されたローマ字と同じつづりを入力する。

例えば、パスポートが「SAITO」なのに、航空券を「SAITOH」で予約すると一致しない。

旧姓と新姓、姓名の順番、ミドルネームの有無にも注意が必要だ。

入力後は、支払いを確定する前にパスポートと一文字ずつ見比べよう。

行き先・旅行日数・出発時期を決める

初めてのタイ旅行なら、最初の行き先はバンコクが分かりやすい

日本からの直行便が多く、ホテル、鉄道、飲食店、観光地、ショッピングモールがまとまっている。

タイマッサージ店も、街中のローカル店から高級ホテルスパまで非常に多い。

3泊5日と4泊6日のどちらがいいか

短い休みで行くなら3泊5日が定番。

ただし、深夜便や早朝便を含めた「5日間」なので、現地で丸一日使えるのは2~3日程度になる。

初めての海外旅行なら、可能であれば4泊6日がおすすめだ。

寺院観光、ショッピング、タイ料理、本場のタイマッサージ、アユタヤなどを組み合わせても余裕を持ちやすい。

日程向いている人
2泊4日休みが少なく、バンコク市内だけを短く回りたい人
3泊5日定番観光と買い物、マッサージを一通り楽しみたい人
4泊6日初めてで余裕を持ちたい人、郊外観光もしたい人
5泊7日以上バンコクとチェンマイ、プーケットなどを周遊したい人



タイの季節

タイの季節は、大きく3つに分けられる。

  • 乾期:11月~2月
  • 暑期:3月~5月
  • グリーンシーズン
  • 雨期:6月~10月

乾期は比較的雨が少なく過ごしやすい反面、旅行者が増え、航空券やホテルも高くなりやすい。

暑期は日差しが強く、4月には40度を超える地域もある。雨期は激しいスコールが増えるが、日本の梅雨のように一日中降り続くとは限らない。

安さだけで選ぶなら雨期も候補になるが、海外旅行そのものが初めてなら、11月~2月の乾期が動きやすい。

あわせて読みたい:タイ旅行におすすめの時期はいつ?季節・天気・料金を比較

タイ旅行の総予算はいくら必要か

バンコク3泊5日の場合、1人あたりの総予算は次の範囲を考えておくと分かりやすい。

条件は、東京発、エコノミークラス、2人1室、一般的な観光や食事を楽しむ旅行だ。

旅行スタイル1人あたりの総予算
節約重視11万~16万円
標準的17万~24万円
ホテルや食事を充実25万~35万円
大型連休・年末年始25万~40万円以上

パスポートをすでに持っている人は、ここから約9,000円を引ける。

反対に、一人旅ではホテル代を分担できず、ツアーでも1人部屋追加代金が発生するため、2人旅より1万~5万円ほど高くなることがある。

標準的な3泊5日の費用内訳

項目1人あたりの目安
パスポート8,900~9,300円
日本の空港までの交通費2,000~3万円
往復航空券5万~14万円
ホテル3泊1万5,000~5万円
海外旅行保険2,000~6,000円
eSIM・SIM・Wi-Fi1,000~5,000円
空港とホテル間の移動1,000~5,000円
現地の電車・タクシー3,000~1万円
食費1万~3万円
観光・現地ツアー5,000~3万円
タイマッサージ・スパ3,000~2万円
お土産・買い物5,000円~
予備費2万~5万円

航空券とホテルがセットになったツアーを利用する場合、パッケージ料金へ航空券代とホテル代を重ねて足さないようにしたい。

最初に旅行代金とは別の予備費を確保する

旅行費用を使い切る前提で予算を組むのは危険だ。

現地では、次のような予定外の出費が起こる。

  • スーツケースが重量制限を超えた
  • タクシーや配車アプリの利用が増えた
  • ホテルでデポジットを求められた
  • 体調を崩して病院や薬局へ行った
  • 帰国便が遅れて食事や宿泊が必要になった
  • お土産が増えて追加のバッグを買った
  • 予定外のスパへ行きたくなった

現金とは別に、クレジットカードや銀行口座へ2万~5万円程度の予備枠を残しておくと安心だ。

航空券とホテルを別々に探す前に、同じ日程のパッケージツアーも確認しておこう。セット料金の方が安い場合もあれば、空港送迎や朝食まで含まれている商品もある。表示価格ではなく、諸税や追加料金を含めた最終総額で比べることが大切だ。



時期によって旅行費用はどのくらい変わるか

航空券とホテルの価格は、タイの季節だけでなく、日本の休日にも大きく左右される。

東京発、バンコク3泊5日、2人1室の標準的な旅行を想定すると、時期別の総予算は次のようになる。

出発時期1人あたりの予算目安傾向
1月~2月17万~26万円乾期で人気。年始はさらに高い
3月15万~22万円暑くなり始める。春休みに注意
4月17万~29万円ソンクラーンとGWで上がりやすい
5月~6月12万~19万円GW後は安い日程を探しやすい
7月14万~23万円夏休み前半から上昇
8月19万~32万円お盆と夏休みで高い
9月~10月12万~20万円雨期だが安い日程が多い
11月15万~23万円乾期に入り需要が増える
12月18万~35万円以上年末年始は年間でも特に高い

これは航空券、ホテル、食事、現地交通、観光、保険などを含めた目安であり、実際の価格は出発空港、曜日、航空会社、為替、予約時期によって変わる。

高くなりやすい時期

  • 年末年始
  • ゴールデンウィーク
  • お盆
  • 3連休
  • 春休み
  • 夏休み
  • 卒業旅行シーズン
  • タイの大型イベント開催時

4月中旬のソンクラーン期間は、タイ国内でも移動需要が増える。

水かけ祭りを目当てに行くなら楽しい時期だが、初めてで静かに観光したい人には落ち着かない可能性もある。

安い日程を探しやすい時期

比較的安い日程を探しやすいのは、5月中旬~6月、9月~10月前半。

次のように出発日を1日ずらすだけで、数万円変わることもある。

  • 金曜日出発を木曜日出発にする
  • 日曜日帰国を月曜日帰国にする
  • 祝日の前日を避ける
  • 羽田だけでなく成田も検索する
  • 3泊5日と4泊6日の両方を調べる
  • 航空券単体とツアーを比較する

料金を抑えたいなら、先に休暇の日程を完全に固定するのではなく、前後1~2日の価格も見ながら決める方がいい。

タイ行きの飛行機は日本のどこから出ているか

2026年3月時点では、日本の次の8空港からバンコクへの直行便が案内されている。

  • 羽田空港
  • 成田国際空港
  • 関西国際空港
  • 中部国際空港
  • 福岡空港
  • 新千歳空港
  • 仙台空港
  • 那覇空港

さらに、関西国際空港からチェンマイ国際空港への直行便も運航されている。

日本からバンコクまでの飛行時間は約6時間前後。日本とタイの時差は2時間で、日本の方が2時間進んでいる。

地方空港からの便は、毎日運航ではなかったり、季節によって運休したりすることがある。

予約前には必ず運航曜日を確認してほしい。

東京から行くなら羽田と成田を比較する

羽田空港は東京都心から近く、移動時間を短くしやすい。

深夜便も多いため、仕事を終えてから空港へ向かい、翌朝タイへ到着する日程も組める。

一方、成田空港は都心から離れているが、LCCを含めた航空会社の選択肢が多い。

航空券だけを見ると成田が安くても、自宅から空港までの電車代やバス代を加えると差が小さくなることもある。

バンコクには2つの主要空港がある

バンコクの国際線は、主に次の空港へ到着する。

スワンナプーム国際空港

空港コードは「BKK」。

タイ国際航空、ANA、JALなどのフルサービスキャリアを中心に、多くの国際線が発着する。

空港鉄道のエアポート・レール・リンクを利用して市内へ移動できる。

ドンムアン国際空港

空港コードは「DMK」。

LCCやタイ国内線が多く発着する空港だ。

BKKとDMKは離れた場所にある。

日本からバンコクへ到着したあと、チェンマイやプーケットへ乗り継ぐ場合は、到着空港と国内線の出発空港が同じか確認しよう。

別の空港だった場合は、荷物を持って空港間を移動しなければならない。

初めてなら、同じ空港内で乗り継げる航空券を選んだ方が安心だ。

タイ行き航空券の費用相場

バンコク往復エコノミークラスの目安は次のとおり。

航空券往復料金の目安
LCCのセール・安い平日4万5,000~7万円
LCCの通常期6万~10万円
フルサービスキャリア8万~14万円
乾期・連休10万~18万円
年末年始・お盆12万~20万円以上

2026年7月時点の航空会社公式サイトでは、成田発バンコク行きZIPAIRの往復運賃に5万円台~6万円台の表示例があり、タイ国際航空の東京発バンコク往復にも8万円台の表示例がある。空席と検索日時によって常に変動するため、あくまで比較の基準として考えたい。

LCCは追加料金まで含めて比べる

LCCの最初の表示価格には、次の費用が含まれていないことがある。

  • 受託手荷物
  • 座席指定
  • 機内食
  • 毛布などの機内サービス
  • 支払手数料
  • 予約変更ができる運賃
  • キャンセル補償

4万5,000円の航空券でも、スーツケース、座席指定、食事を追加すると6万円を超えることがある。

フルサービスキャリアでは、受託手荷物や機内食が運賃に含まれていることが多い。

最初の数字だけでなく、必要なサービスをすべて追加した支払総額で比較しよう。

航空券は何か月前に予約するか

通常期なら、出発の2~5か月前から探し始めたい。

年末年始、ゴールデンウィーク、お盆なら、5~8か月前から見ても早過ぎない。

出発直前まで待てば必ず安くなるわけではない。

安い座席から先に売れ、直前には高い運賃だけが残ることも多い。

旅行会社のツアーと個人手配を比較する

旅行会社のツアーというと、添乗員と団体で観光地を回る旅行を想像するかもしれない。

しかし、タイ旅行では航空券とホテルだけがセットになった「フリープラン」も多い。

到着後は自由行動なので、自分で好きな寺院、レストラン、タイマッサージ店へ行ける。

パッケージツアーと個人手配の違い

比較項目パッケージツアー個人手配
予約方法航空券とホテルをまとめて予約一つずつ別に予約
料金セット割引で安いことがある組み合わせ次第
自由度対象便やホテルから選ぶ好きな便とホテルを選べる
空港送迎含まれる商品がある自分で予約
トラブル時旅行会社へ相談できる各予約先へ自分で連絡
キャンセルツアー全体の規定が適用予約先ごとに異なる
初心者向け向いている調べる作業が多い

2026年7月時点では、旅行会社が販売するバンコク4日間の商品に5万円台からの表示例がある一方、ホテルや日程によって10万円台後半、20万円以上の商品もある。

安い広告価格には空港諸税などが含まれていないこともあるため、予約直前の最終金額まで確認する必要がある。

旅行会社のツアーが向いている人

  • 海外旅行が初めて
  • 航空券とホテルの予約方法が分からない
  • 日本語で相談できる窓口が欲しい
  • 空港送迎付きの商品を選びたい
  • 家族や親を連れて行く
  • 予約を一つにまとめたい
  • 現地での緊急連絡先が欲しい

個人手配が向いている人

  • 航空会社や便を細かく選びたい
  • 泊まりたいホテルが決まっている
  • 旅行日数を自由に組みたい
  • 滞在中にホテルを移動したい
  • バンコク以外の都市も周遊したい
  • 英語の予約確認や変更手続きに対応できる


ツアー料金で確認する項目

旅行会社の表示価格を見るときは、次の費用が含まれているか確認しよう。

  • 往復航空券
  • 燃油サーチャージ
  • 国内外の空港税
  • 受託手荷物
  • ホテル
  • ホテルの朝食
  • 空港送迎
  • 現地係員のサポート
  • 1人部屋追加代金
  • 予約手数料
  • キャンセル補償
  • 日本国内の空港までの交通費

「ツアー代金6万円」と書かれていても、諸税や1人部屋代を加えると10万円を超えることがある。

反対に、空港送迎や朝食まで含まれていれば、個人手配より総額が安くなる場合もある。


初めてのタイ旅行では、旅行会社のフリープランを基準にしてから、航空券とホテルを個別に取った場合の総額を比較すると分かりやすい。安さだけでなく、直行便、荷物、ホテルの場所、空港送迎、緊急時のサポートも含めて選びたい。

航空券とホテルを予約した後に準備するもの

航空券とホテルを予約したら、次は現地で困らないための準備に移る。

海外旅行保険

短期旅行でも、海外旅行保険には加入しておきたい。

日本の健康保険証をそのままタイの病院で使うことはできず、治療費を一度自分で支払う可能性がある。

保険を選ぶときは、次の補償を確認する。

  • 病気やけがの治療費
  • 救援者費用
  • 他人や物へ損害を与えた場合の賠償責任
  • 持ち物の盗難や破損
  • 航空便の遅延
  • 預け荷物の遅延
  • 緊急時の日本語サポート

クレジットカードに海外旅行保険が付いていることもある。

ただし、旅行代金をそのカードで支払わなければ適用されない「利用付帯」や、治療費の上限が低い保険もある。

付帯しているという事実だけでなく、適用条件と補償金額まで見ておこう。

スマートフォンの通信方法

タイでは地図、翻訳、配車アプリ、ホテルとの連絡などにスマートフォンを頻繁に使う。

主な通信方法は次の4つ。

  • eSIM
  • 現地SIMカード
  • 海外用Wi-Fiルーター
  • 日本の携帯電話会社の海外ローミング

eSIM対応端末なら、日本にいる間に設定でき、SIMカードを入れ替える必要もない。

家族やグループで一緒に行動するなら、複数台を接続できるWi-Fiルーターも候補になる。

日本の通信会社の海外ローミングを使う場合は、対象国、利用日数、料金を事前に確認したい。

設定をしないまま通常通信を使うと、高額になる可能性がある。



ホテル選びでは駅からの距離を見る

バンコクのホテルは、同じ価格帯でも立地によって便利さが大きく違う。

初めてなら、BTSやMRTの駅から歩きやすいホテルがおすすめだ。

候補にしやすいのは次のエリア。

  • アソーク
  • プロンポン
  • サイアム
  • シーロム
  • チットロム
  • リバーサイド

「駅から徒歩5分」と書かれていても、歩道が狭かったり、大きな道路を渡ったりすることがある。

ホテルの口コミだけでなく、地図と周辺の写真も見ておこう。

出発前に用意する持ち物

必ず持っていくもの

  • パスポート
  • 航空券または予約確認書
  • ホテル予約確認書
  • クレジットカード
  • 現金
  • スマートフォン
  • 充電器
  • 海外旅行保険の情報
  • 常用している薬



あると便利なもの

  • パスポートのコピー
  • 予約画面のスクリーンショット
  • モバイルバッテリー
  • 薄手の羽織もの
  • 折り畳み傘
  • ウェットティッシュ
  • 小さな財布
  • セキュリティポーチ
  • 日焼け止め
  • 虫よけ
  • 胃腸薬
  • 酔い止め

タイは暑いが、空港、飛行機、ホテル、ショッピングモールでは冷房が強いこともある。

薄手の上着を1枚入れておくと役に立つ。

タイへの入国手続きとTDACを確認する

タイへ観光目的で短期間滞在する場合、日本国旅券を持つ旅行者は原則としてビザなしで60日間滞在できる。

通常の3泊5日や4泊6日なら、観光ビザを事前に申請する必要はない。

ただし、制度は予告なく変更されることがあるため、出発前に最新情報を確認してほしい。


TDACを登録する

タイへ入国する外国人は、Thailand Digital Arrival Card、通称TDACをオンラインで提出する。

登録できるのは、タイ到着日の3日前から到着日まで。

公式のTDAC登録は無料である。

主に入力する内容は次のとおり。

  • パスポート情報
  • 氏名、国籍などの個人情報
  • 到着日
  • 航空会社と便名
  • タイで宿泊するホテルの住所
  • 旅行目的
  • 健康状態に関する情報
  • メールアドレス

登録後は確認書をスマートフォンへ保存し、スクリーンショットも撮っておこう。

検索結果には、有料の代行サイトや公式に似せた偽サイトが表示されることがある。

料金の支払いやクレジットカード番号を求められたら、そのまま進めない方がいい。

ホテル情報は英語で保存する

入国やTDAC登録に備えて、次の情報を英語で保存しておきたい。

  • ホテル名
  • ホテルの住所
  • 電話番号
  • 予約番号
  • チェックイン日
  • チェックアウト日

ホテルの予約確認書をPDFで保存しておけば、通信がつながらない状況でも確認できる。


タイで使う現金と1日あたりの予算

バンコクの大型ホテル、百貨店、ショッピングモールではクレジットカードを使いやすい。

一方、屋台、市場、小さな飲食店、ローカルなタイマッサージ店などでは現金が必要になる。

現金だけ、カードだけに偏らず、両方を用意するのが基本だ。


1バーツを約5円として計算すると分かりやすい

為替レートは毎日変わるが、旅行中の暗算では「1バーツ=約5円」と考えると分かりやすい。

  • 20バーツ:約100円
  • 100バーツ:約500円
  • 500バーツ:約2,500円
  • 1,000バーツ:約5,000円
  • 5,000バーツ:約2万5,000円

実際の両替額やカード請求額とは異なるため、あくまで買い物中の概算に使う。


最初に用意する現金

バンコク3泊5日なら、1人あたり5,000~10,000バーツ程度を現金用の予算として考えると分かりやすい。

日本円では約2万5,000~5万円。

ホテル、百貨店、高級レストランでカードを使うなら、実際に必要な現金は少なくなる。

反対に、屋台、ローカル店、市場、現金のみのマッサージ店を多く利用するなら、現金をやや多めに用意したい。


1日あたりの現地予算

ホテル代と高額な現地ツアーを除いた、1日分の目安は次のとおり。

旅行スタイル1日あたり
節約重視1,000~1,800バーツ
標準的2,000~3,500バーツ
食事やスパを充実4,000バーツ以上

標準的な旅行なら、1日あたり日本円で約1万~1万7,500円。

屋台中心なら安くできるが、カフェ、観光施設、配車アプリ、タイマッサージを利用していくと出費は増える。


バンコクの価格目安

項目料金の目安
ミネラルウォーター10~30バーツ
屋台・ローカル食堂60~150バーツ
商業施設のレストラン150~500バーツ
カフェの飲み物80~200バーツ
電車での短距離移動数十バーツ
配車アプリ・短距離100~300バーツ前後
ローカルなタイマッサージ60分300~600バーツ
中級マッサージ・スパ600~1,500バーツ
高級ホテルスパ1,500~4,000バーツ以上

店舗、立地、サービス内容によって価格は変わる。

特にタイマッサージは、料金だけでなく、清潔感、口コミ、施術内容、追加料金の有無を確認したい。

現金は一度に全部両替しない

日本円をすべてバーツへ両替すると、余ったときに日本円へ戻さなければならない。

再両替では不利になりやすいため、最初は必要な分だけ交換し、不足したら追加する方が無駄を減らせる。

空港では、ホテルまでの交通費と当面の食事代だけを両替し、残りを市内で交換する方法もある。


クレジットカードは2枚あると安心

カードが1枚しかないと、紛失、利用停止、磁気不良などが起きたときに困る。

可能であれば、異なる国際ブランドのカードを2枚用意し、別々の場所へ保管したい。

  • 財布に普段使うカード
  • セキュリティポーチなどに予備カード

預けるスーツケースの中へ、現金、カード、パスポートなどの貴重品を入れないようにしよう。



日本の空港で出国するまでの流れ

初めて国際線へ乗るなら、出発時刻の3時間前を目安に空港へ到着したい。

国内線より手続きが多く、混雑時にはチェックイン、荷物預け、保安検査、出国審査に時間がかかる。

1.利用するターミナルを確認する

羽田、成田、関西などの大きな空港には複数のターミナルがある。

同じ空港でも、利用する航空会社によって建物が違う。

予約確認書で空港名、ターミナル、集合場所を確認してから出発しよう。

2.チェックインする

航空会社のカウンターや自動チェックイン機で手続きをする。

パスポートを提示し、搭乗券を受け取る。

オンラインチェックインを済ませていても、預けるスーツケースがあれば手荷物カウンターへ行く。

3.スーツケースを預ける

航空券には、預けられる荷物の個数と重量が決められている。

制限を超えると追加料金が必要になる。

LCCでは受託手荷物自体が別料金の場合もあるため、空港へ行く前に予約内容を確認したい。

4.保安検査を受ける

機内持ち込み手荷物、上着、スマートフォンなどを検査する。

国際線の液体物は、原則として1容器100ミリリットル以下に分け、合計1リットル以下の透明で再封可能な袋へ入れる必要がある。

容器自体が100ミリリットルを超えている場合、中身が少なくても持ち込めない。

モバイルバッテリーや予備のリチウム電池は、預けるスーツケースではなく機内持ち込み手荷物へ入れる。

航空会社や容量によって条件が異なるため、大容量製品は事前に確認しておこう。

5.出国審査を受ける

パスポートを使って日本から出国する。

自動化ゲートを利用できる場合もあるため、空港の案内に従えば問題ない。

6.搭乗口へ向かう

搭乗口は出発直前に変更されることがある。

空港内で食事や買い物をするときも、案内モニターを確認し、搭乗開始時刻までには搭乗口付近へ移動しておこう。

タイ到着からホテルまでの流れ

1.入国審査

入国審査ではパスポートを提示する。

必要に応じて、旅行日数、宿泊先、帰国便などを確認されることがある。

次の画面をすぐ出せる状態にしておこう。

  • TDACの確認画面
  • ホテル予約確認書
  • 帰国便の予約
  • 旅行日程

2.預け荷物を受け取る

案内モニターで自分の便名を探し、表示されたターンテーブルへ向かう。

黒や紺のスーツケースは似た物が多い。

ネームタグやベルトなど、見分けやすい目印を付けておくと間違いを防げる。

3.税関を通る

申告する物がなければ、案内に従って申告なしの通路へ進む。

高額な現金、規制品、免税範囲を超える物などがある場合は申告が必要になる。

4.通信を開始する

eSIMを用意した人は、タイ到着後に対象回線を有効にする。

現地SIMを購入する場合は、空港内にある通信会社のカウンターを利用できる。

通信がつながったら、ホテルの場所、配車アプリ、家族への連絡を確認しよう。

5.現金を用意する

バーツを持っていない場合は、空港でホテルまでの移動費と当面の食事代を両替する。

一度に全額を交換せず、必要に応じて市内で追加する方法もある。

6.ホテルへ移動する

主な移動方法は次のとおり。

  • 旅行会社やホテルの送迎
  • エアポート・レール・リンク
  • タクシー
  • 配車アプリ
  • 空港バス

初めての海外旅行で深夜到着する場合は、旅行会社やホテルの送迎が分かりやすい。

電車は安く移動できるが、大きなスーツケースを持ったまま乗り換える必要があることも考えておきたい。

初めてのバンコク旅行モデルプラン

1日目:日本を出発

日本の空港からバンコクへ向かう。

深夜便なら機内泊となる。到着初日から動ける反面、飛行機で眠れないとかなり疲れる。

初日は予定を詰め過ぎない方がいい。

2日目:バンコク到着と周辺散策

ホテルへ荷物を預け、周辺のショッピングモールや飲食店を確認する。

長時間のフライト後なので、フットマッサージや軽めの食事など、体への負担が少ない内容がおすすめだ。

現地予算目安:1,500~3,000バーツ

3日目:寺院観光とタイ古式マッサージ

ワット・ポー、ワット・アルン、王宮周辺などを観光する。

寺院では肩や膝を大きく露出した服装を避けたい。

夕方以降にタイ古式マッサージを入れるなら、食事直後を避け、施術後の予定も詰め込まない方がいい。

現地予算目安:2,000~4,000バーツ


4日目:買い物または郊外ツアー

アユタヤ、水上マーケット、鉄道市場などの現地ツアーへ参加するか、バンコク市内で買い物を楽しむ。

高級スパへ行く場合は、帰国日ではなくこの日に入れると余裕がある。

現地予算目安:2,500~6,000バーツ



5日目:帰国

ホテルをチェックアウトし、空港へ移動する。

道路渋滞が起こることもあるため、タクシーや配車アプリを使う場合は時間に余裕を持とう。


タイから日本へ帰国する流れ

帰国日も、国際線の出発時刻3時間前を目安に空港へ到着したい。

バンコクは渋滞が激しいため、ホテルから空港までの移動時間を短く見積もらないことが大切だ。

帰国前日に確認するもの

  • 帰国便の出発空港
  • 出発ターミナル
  • 空港までの移動方法
  • ホテルのチェックアウト時間
  • 航空会社の受託手荷物制限
  • パスポート
  • 現金とクレジットカード
  • お土産の持ち込み制限
  • 日本到着後の交通手段

特にBKKとDMKの間違いには注意したい。

行きと帰りで空港が異なる航空券もある。

スーツケースの重量を確認する

帰国時はお土産で荷物が重くなりやすい。

ホテルに体重計があれば、空港へ向かう前に測っておこう。

重量制限を超えそうな場合は、航空会社の公式サイトから事前に追加荷物を購入した方が、空港カウンターで支払うより安いこともある。

空港で残ったバーツを使い切らない

日本までの移動中に、食事、飲み物、追加荷物などで支払いが必要になる可能性がある。

空港へ着いた直後にバーツをすべて使い切らず、少額は手元へ残しておきたい。

余ったバーツは、次回のタイ旅行用に保管する方法もある。

日本到着後の流れ

日本へ到着したら、次の順番で進む。

  1. 入国審査
  2. 預け荷物の受け取り
  3. 税関申告
  4. 到着ロビーへ移動

Visit Japan Webを利用して、入国・税関手続きに必要な情報を事前登録しておくと、到着後の入力を減らせる。

日本へ持ち込むお酒、たばこ、高額品などには免税範囲がある。

大量のお土産や規制対象品がある場合は、税関で正しく申告しよう。

初めてのタイ旅行でよくある疑問

英語やタイ語が話せなくても行けるか

バンコクの空港、ホテル、観光施設では英語が通じることが多い。

流暢に話せなくても、ホテル名や目的地をスマートフォンで見せれば移動できる。

翻訳アプリと通信環境は用意しておきたい。

タイ旅行に変換プラグは必要か

日本のAタイプのプラグをそのまま使えるホテルも多いが、すべての施設で確実に使えるとは限らない。

複数の形状に対応した海外用変換プラグを1個持っておくと安心だ。

日本の電化製品を使う場合は、プラグ形状だけでなく対応電圧も確認しよう。

現金はいくら持っていけばいいか

3泊5日のバンコク旅行なら、1人5,000~10,000バーツ程度を現金用の目安とし、残りをカードで支払う方法が分かりやすい。

現金を一つの財布へ全部入れず、複数の場所へ分けて管理したい。

タイマッサージは毎日受けてもいいか

体調に問題がなければ旅行中に複数回受けることはできるが、強い施術を毎日続けると、もみ返しや筋肉痛が出る場合がある。

初日は軽いフットマッサージ、中盤にタイ古式、別の日にオイルマッサージやスパというように分けると楽しみやすい。

飲酒直後、食事直後、体調不良時の施術は避けよう。

一人旅でも大丈夫か

バンコクは一人で利用できるホテル、飲食店、マッサージ店が多い。

ただし、ホテル代を分担できず、ツアーでは1人部屋追加代金もかかるため、2人旅より予算は高くなりやすい。

夜間の一人歩きや、人通りの少ない場所での移動は避けたい。

初めてのタイ旅行は旅行代金の総額から考える

初めてのタイ旅行では、パスポート、航空券、ホテル、保険、通信、現地交通、食事、観光、タイマッサージなど、さまざまな費用がかかる。

バンコク3泊5日の標準的な旅行なら、1人17万~24万円程度を一つの基準にすると計画しやすい。

安い時期やセールを使えばもっと抑えられるが、広告に表示された航空券やツアー料金だけで判断してはいけない。

受託手荷物、空港税、燃油サーチャージ、空港送迎、1人部屋代、日本国内の交通費まで含めた総額を見ることが重要だ。

海外旅行に慣れていない人は、まず旅行会社のフリープランを調べ、その価格を基準にして個人手配と比べると分かりやすい。

予約をまとめられる安心感を取るか、便やホテルを自由に選べる個人手配を取るか。自分が不安に感じる部分まで含めて選びたい。

パスポートを早めに取得し、無理のない予算を確保し、準備を一つずつ進めれば、初めてのタイ旅行は決して難しくない。

本場のタイ料理、寺院、街の熱気、そして日本とはまた違ったタイマッサージの世界が待っている。

旅行会社を利用するときは、最安値だけでなく、直行便かどうか、ホテルの場所、受託手荷物、送迎、諸税、キャンセル条件を確認しよう。「安く見えるツアー」ではなく、「自分が現地で困らないツアー」を選ぶのが初めてのタイ旅行では大切だ。

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